• トランスヒートコンテナ-工業廃熱を利用する仕組みについて

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    トランスヒートコンテナとは、工場などから出る200℃以下の低温の排熱を潜熱蓄熱材に回収して蓄熱し、遠く離れたオフィス街や住宅街などに搬送して熱エネルギーを利用するという仕組みのことをいいます。パイプラインを敷設するのではなく、熱自体を閉じ込めたコンテナ車などによって運ばれます。

    ゴミ焼却所や発電所、工場などで再利用が困難であるため捨てられるしかなかった廃熱を効率よく回収し、離れた需要先まで供給するシステムとなっています。このように工場廃熱を利用することにより、二酸化炭素の削減や、省エネルギーを図ることができ、パイプラインなどといったインフラを整備する必要がないために導入コストも低くできるというメリットがあります。潜熱蓄熱材には、酢酸ナトリウム三水和物が主に用いられますが、より蓄熱量が多く高い融点温度であるエリスリトールによる方法も試験運用されています。

     

     

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